福岡県久留米市の歯医者・医療法人４U あいは歯科クリニック（西鉄久留米院）

入れ歯はその適応性の高さから多くの症例で有効な治療ですが、患者さんからは以下のような不満が寄せられます。

噛むと痛くて食事が楽しくない
隙間に食べ物が挟まって痛みが出る
異物感があって喋りづらい
すぐに外れてしまうので人前で使えない

こうしたことが起こるのは、入れ歯の「厚さ」「ズレ」「変形」が原因です。
それぞれ詳しくご紹介します。

お口の中は非常に繊細で、わずかな異物でもすぐに感じ取ることができます。例えば、たった一本の髪の毛が口の中に入るだけで、違和感を感じますよね。

そのため、髪の毛よりも厚みのある入れ歯を装着すると、明らかに異物感を感じることになります。この異物感は、発話時の不自然さや、飲み込む際の困難さなど、様々な問題を引き起こす原因となります。

お口の形と入れ歯の形にズレがある場合、その影響は大きく、入れ歯が外れやすくなったり、隙間に食べ物が挟まりやすくなったりします。

このようなズレは、入れ歯が製作された直後から存在していることも少なくありません。これは、入れ歯の制作工程やその精度に何らかの問題があることを示しています。確なフィット感を確保するためには、高い精度で個々の口腔状態に合わせて入れ歯を製作することが必要です。

保険適用の入れ歯に使用される「レジン（プラスチック）」素材は、長期間使用すると「ゆがみ」や「たわみ」が生じることがあります。
これによって、咀嚼時の不快な痛みが発生したり、食べ物が入れ歯と歯茎の間に詰まったり、入れ歯がずれるといったトラブルが起こることがあります。

ただ、これらの問題は解決可能です。入れ歯の適切な調整や素材の見直しにより、これらの問題を改善することができます。問題解決によって、「しっかり噛める」「痛くない」「外れない」状態を実現することができるだけでなく、以下のような追加のメリットが得られます。

一般的な入れ歯は歯型を取ったら、そのまま入れ歯を製作しますが、当院では、歯型を取った後に「治療用用義歯」を作製します。

あえて工数の多くなる工程を踏む理由は、噛み合わせの「ズレ」を解消するためです。

正しい噛み合わせからズレてしまったまま入れ歯を作れば、お口に合わない入れ歯が出来上がってしまいます。

当院では、まずこのズレを解消した上で、優れた歯科技工士との連携のもと、入れ歯を製作していきます。

入れ歯が目立つ理由は、入れ歯を固定する金属のバネにあります。この金属のバネを目立ちにくくした入れ歯が「ノンクラスプデンチャー」と呼ばれるものです。

当院では、ノンクラスプデンチャーの中でもスマイルデンチャーと呼ばれる歯肉と馴染みやすく頑丈な入れ歯をご用意しています。

お口に残っている歯根に金属のアタッチメントを装着し、磁石がついた入れ歯をはめ込む方法です。

この技術により、磁力を利用して入れ歯をしっかりと固定するため、入れ歯が外れにくくなります。

また、目立たない設計とすることが可能で、入れ歯自体も小さく製作できるため、違和感を大幅に軽減できます。

2～4本のインプラントを埋め込んだ上に入れ歯を固定します。
入れ歯は取り外し可能であるため、日常のお手入れが簡単にできます。
通常のインプラント治療と比較して、身体的および経済的な負担を軽減しながら、自分の歯のような自然な噛み心地を実現します。

 

シリコン素材を使用した義歯は、柔軟性に優れており、お口の中にフィットしやすく、快適な装着感を得られます。

さらにこの素材は耐久性も高く、違和感のない自然な見た目が特徴です。