日本口腔インプラント学会「専門医」 在籍
高い成功率を誇るインプラント治療
- 切開しない「フラップレスインプラント」
- 抜歯当日に歯が入る「抜歯即時荷重」
- 「睡眠無痛治療」にも対応
日本口腔インプラント学会「専門医」 在籍
インプラント手術と聞くと、長時間にわたる手術を想像されるかもしれませんが、実際には当院では患者さんの負担を最小限に抑えた「低侵襲」の治療を提供しています。
具体的には、1〜3本のインプラント埋入ならば、手術時間は約1時間程度で完了します。これにより、近隣でお勤めの方はお昼休みを利用して手術を受けることが可能です。患者さんの時間や体への配慮を重視し、スムーズかつ効率的な治療を心がけています。
当院には、日本口腔インプラント学会「専門医」が在籍しています。この資格は、学会が設けた厳しい基準をクリアしなければ取得できません。そのためには、継続的な知識、技術の研磨が求められます。この資格を持っているということは、インプラントの知識、技術の一つの基準になります。
九州大学 歯学部卒業 | |
中川歯科勤務(鳥栖) | |
佐伯市土屋デンタルクリニックインプラントセンター勤務 | |
新飯塚いとう歯科クリニック開業 |
虫歯や歯周病、予期せぬ事故などで歯を失ってしまった場合「入れ歯」や「ブリッジ」「インプラント」による治療を行います。どの治療法にも当然ながら、メリット・デメリットがあります。
例えば、入れ歯やブリッジには、噛み心地やメンテナンス、審美的な問題点がある上、ケースによっては食事がしづらいという欠点があります。
しかしインプラントは、自分の歯のような噛み心地を得られ、周囲にある健康な自然歯にまったく負担を掛けません。もちろん、食事の楽しみを取り戻すこともできます。
このように多数のメリットがあるインプラント治療ですが、治療の過程で患者さんへの負担が大きい外科的な手術が必要というデメリットもあります。当院では、インプラント治療を受けていただく患者さんの負担を軽減するために、以下の取り組みを行っています。
当院では、治療の安全性と信頼性を確保するために、多くの高精度機器を取り入れています。ここでは代表的な精密機器についてご紹介します。
インプラント治療では、患者さんのあごの骨にインプラント体を埋め込むため、あごの中に通る神経や血管の損傷を避けることが必須です。
これを実現するためには、患者さん個々の神経や血管の位置を正確に把握することが非常に重要です。そのため当院では、治療前にCTスキャンを用いた精密検査を行います。
CTはX線を利用して体内を撮影する装置であり、従来のレントゲンとは異なり、お口の周りを360度回転しながら撮影を行います。これにより、立体的で詳細な画像を得ることができ、より安全かつ正確なインプラント治療を実施することが可能です。
CTスキャンにより得られた立体画像は、インプラント手術の計画を作成するための貴重なデータとなります。
この画像を基に、コンピュータのシミュレーションソフトを使用して、インプラントの最適な埋入角度、深さを事前に計算します。
このシミュレーションに基づいて、「サージカルガイド」を作成します。サージカルガイドは、穴が開いたマウスピース形状の手術サポート装置で、手術時にはこのガイドを患者さんの口内に装着します。
ガイドの穴を通してインプラントを正確な位置、深さ、角度で埋め込むことができるので、人為的なミスを極限まで排除した安全で正確なインプラント埋入が可能となります。
インプラント治療を検討する際、時にはあごの骨の厚みや量が不十分なことが問題となる場合があります。このような状況では、「骨造成」というプロセスが必要になり、ここで「ピエゾサージェリー」が重要な役割を果たします。
ピエゾサージェリーは特に、骨造成の過程で行われる骨の切開に使用され、その精密性が鍵となります。ピエゾサージェリーは、硬い組織である骨のみに反応し、歯茎や血管などの軟組織を損傷することなく治療を行うことが可能です。これにより、手術中の出血や痛みを最小限に抑えることができ、患者様の快適性と安全性を大幅に向上させます。
持病がないにも関わらずインプラント治療が困難とされるケースの一つに、顎の骨の量が不足している状況があります。インプラントはその性質上、しっかりと固定される必要があるため、十分な骨量が必須です。顎の骨が少ないまたは薄い場合、インプラントを適切に支えることができません。
「骨造成」は、骨の代わりになる補填剤を使用して、不足している骨量を補います。補填剤を埋め込むことで、インプラントを安定的に支えるための骨基盤を作り出し、その結果、インプラント治療を受けることが可能になります。
当院では、上顎洞がどんなに薄い場合でもソケットリフトと呼ばれる術式で対応するため、痛みや腫れを軽減できます。
インプラント治療には外科手術が伴いますが、手術に対して抵抗感を持つ方や、そもそも歯医者自体が苦手という方には特にストレスが大きいものです。
そんな患者さんに対して、当院では「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」を推奨しています。この方法では、鎮静剤を点滴により投与し、患者さんを一時的に眠ったような状態にします。そのため、患者さんは手術中の恐怖や不安を感じることなく、快適に治療を受けることが可能です。
インプラント治療において、通常は歯肉を切開しますが、手術後の痛みや腫れが伴うことが一般的です。
しかし、「フラップレスインプラント」は「切らない/縫わない/腫れない」という大きな利点を持った術式で、痛みや腫れを少なくすることができます。
ただし、状況によっては歯肉を切開する必要がある場合もあります。
この方法では、メスを使わずに「歯肉パンチ」という器具を使用して歯肉に小さな穴を開け、その穴を通じてインプラントを埋入します。術後の痛みや腫れ、出血のリスクが大幅に減少し、治療後の縫合や抜糸が不要で、腫れがほとんどありません。
インプラント治療では通常、抜歯後に傷口が完全に治癒し、骨が安定するまで待った後にインプラントを入れます。このプロセスは数ヶ月を要するため、患者さんはその間「歯がない」状態に耐えなければならず、食事の際に不便を感じることが多いのです。
これを解消するための方法が「抜歯即時荷重」インプラントです。この方法では、抜歯したその日に新しい歯を装着します。
この術式の大きな利点は、抜歯後にすぐにインプラントを埋め込むため、「骨の造成が不要」であり、「歯茎の切開が不要」であることです。そのため、見た目の回復が速く、治療期間が大幅に短縮されます。また、歯がすぐに装着されるため、食事中のストレスも大きく減少します。
ただし、適応する症例は限られます。
インプラントのメーカーは国内外を合わせると150~200社も存在するとされていますが、当院では特に歯科医師からの評価が高い「ストローマン」「オステム」のインプラントを採用しています。
インプラント治療は長期間にわたって使用することを前提としていますので、理想的には生涯にわたってその機能を維持してもらいたいと考えています。そのため、信頼性と実績のあるメーカーの製品を使用することをおすすめします。
ストローマンは世界シェアトップを誇るインプラントメーカーであり、インプラント体が比較的小さいため日本人の体質にも適しているとされています。
さらに、ストローマン社のインプラントにおける手術成功率は約97%、残存率は約98%(スイス・ベルン大学の臨床研究結果による)と非常に高く、これは高い安全性と長寿命を期待できることを示しています。
オステム・インプラントは、ISO9001認証とCEマークを獲得し、さらに2002年には米国FDAの最も厳しいクラスであるClass-III認証をパスし、製品の安全性と品質の高さが世界的に認められています。
アジアのインプラント市場で第一位を占め、2013年11月時点で世界シェア第5位という地位にあり、アメリカをはじめとする世界各国にシェアを広げています。
その高品質と精度の高さから、骨を増やすインプラント治療や即時インプラント治療にも適しており、多くの患者さんに選ばれています。
インプラントの上部構造(人工歯)を作るのは、歯科技工士です。歯科技工士のスキルが人工歯のクオリティを左右すると言っても過言ではありません。当院では、優秀な歯科技工士と密に連携し、高クオリティの人工歯を提供しています。
また、特に審美性が問われる前歯部については、歯科技工士による立ち合いも行っています。患者さんの要望を直に伺うことで、より理想に近い人工歯を製作します。
当院はガイドデント保証システムの審査をクリアした提携医療機関です。この保証は定期メインテナンスご受診が再治療保証の条件となっていますので詳しくはお問い合わせください。
当院では、お仕事や家事で何度も通院が難しい方向けに「短期集中治療」を行っています。具体的には、次の取り組みを行うことで、治療期間を短くしています。
まずは、一度にまとめて行える治療と、そうでない治療とに分類をします。1回の治療時間を長く取り、まとめて行えると判断した治療を一気に行うことで、全体の治療期間を短縮させます。
CTや光学印象など、精密機器を活用することで、詳細な診査・診断、治療が可能となり、治療期間が短縮できます。
被せ物などを製作する歯科技工士との連携が密であれば、被せ物の仕上がりも早くなります。当院では、担当の歯科技工士との連携を徹底し、可能な限り早く患者さんへ被せ物をご提供しています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。