インプラントIMPLANT
自分の歯のように食事や
会話を楽しみたい方へ
このようなご希望やお悩みがある方は、
当院までご相談ください
インプラント治療とは?
(自由診療)1本42万円〜(ストローマン、オステム)
歯を失った部分に、インプラント体(人工歯根)を埋め込み、顎骨とインプラント体が結合したら、その上に人工歯を装着する治療法です。見た目が自然で、食事や会話を快適に楽しむことができ、さらに顎の骨に直接固定するため、入れ歯と比べてしっかりと噛めることも特徴です。また、ブリッジのように健康な歯を削る必要もありません。見た目も機能性も優れた義歯をご希望の方におすすめです。
入れ歯やブリッジとの比較
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | |
見た目 | 保険の入れ歯は金属のバネが目立ちます。 | 保険の場合は銀色の素材のため目立ちます。 | セラミックなどの人工歯を使い、金具が見えないので自然です。 |
噛む力 | 噛む力は天然歯の半分以下。ズレてしっかり噛めないことがあります。 | 入れ歯よりも噛む力は向上しますが、硬いものは噛みづらいことがあります。 | 天然歯と同じように、硬いものもしっかり噛めます。 |
ほかの 歯への 負担 |
隣の歯に負担がかかり、歯の寿命が短くなる可能性があります。 | 隣の健康な歯を削る必要があります。 | 顎の骨に直接固定されるので、周りの歯や歯ぐきに負担がかかりません。 |
インプラントのメリット
▶機能性
天然歯の機能を再現できる
- 自分の歯とほぼ同じ力で噛むことができる
- 周りの歯や歯ぐきへ負担をかけない
- 自分の歯と同じように歯ブラシで手入れできる
- 適切なメンテナンスを行えば、半永久的に使用できる
▶審美性
自分の歯のような自然な見た目
- 入れ歯やブリッジのように金属のバネやプラスチックが見えない
- セラミックなどを選べば天然歯のような色合いや質感が再現できる
インプラントのデメリット
適応できない症例もある
- インプラントを顎の骨に埋め込むため、顎の骨の量が少ないと行えない(骨の移植技術や再生治療によって骨を増やすことで適応できる場合もある)
- 外科手術が必要で、持病によっては受けられないことがある
治療期間が長い
- 顎の骨にインプラントを埋め込む外科手術が必要
- インプラントと骨が結合するまで3~6ヶ月は待つ必要がある
- メンテナンスのために数ヶ月に1度の定期的な通院が必須
治療の流れ
診査と治療計画
インプラント治療を適用できるかどうか調べるために、精密検査とカウンセリングを行います。
- ①麻酔を使って外科手術を行うため、全身の健康状態を問診によって確認します。
- ②お口の中の型取りや、レントゲン・CTの撮影によって顎の骨の量と状態を調べます。
これらの検査結果をもとに、インプラント治療ができるかどうかをお伝えし、治療計画を立てます。
初期治療
むし歯や歯周病などの疾患がある場合は、それらの治療を優先します。
インプラント体の埋入
局所麻酔をして、インプラント体を骨に埋め込む手術をします。
手術時間は1~2時間ほどで、専用の仮蓋をしますので、多少個人差はありますが、治療後の出血や腫れの心配はほとんどありません。
人工歯の型取りと仮歯の装着
上部に取り付ける人工歯の型取りを行います。見た目に関わる範囲は仮歯を作成しますので、見た目上の不安は問題ありません。
人工歯の装着
上部人工歯の2~3週間の製作期間を経て、装着し治療完了となります。
メンテナンス
インプラントを長期間にわたって維持するためには、適切なブラッシングと定期検診が必要です。手術がムダにならないように、メンテナンスを行って快適に使用しましょう。
治療後のメンテナンスの
重要性
お口のトラブルの予防と早期発見で、
インプラントをより長く使うことができます
▶インプラント周囲炎
最も多い症状は「インプラント周囲炎」です。
歯周病と同様に、人工歯と歯ぐきの間に歯垢が溜まり、歯ぐきが炎症を引き起こすのが原因です。放っておくとインプラントを支える歯槽骨が溶かされていき、人工歯がグラグラと不安定になり、最終的には抜け落ちます。
▶その他のトラブル
かみ合わせのバランスに変化が生じると、人工歯のひびや欠けが起きることがあります。定期的な検診で早期発見することが大切です。